想いよ ひとつになれ

大好きな彼への気持ちを綴っていきます。誰にも言えない秘密の恋愛ですので、嫌悪される方はお引き取りください。

なんだかなぁ…②

彼が風呂から上がった。


一緒に入らなかったから、もう仲直りのチャンスはない。


上がってからも一言も話さず、パチンコ番組をみながらスマホをいじる彼。



もう涙を隠さずに彼の隣でポロポロ泣く私。



それでも無視。



泣くだけ泣いていたら段々バカらしくなってくる



もういい。

こんな時間を過ごすためにきたんじゃない。

言うだけ言ってダメなら帰ろう。



勇気を出して口火を切る。




俺はもういいって何が?

何で怒ってるの?




精一杯普通に聞いてみた。




おまえが餃子で待たされて怒ったからだろ‼︎



あーまだそこにいたんだ…って思って聞いていたら、またヒートアップしてきた。

聞くだけ聞いた後、



今日一日ずっと待ってて。

やっと会えたのにまた待って…

それで寂しくなったの。

やっと会えた貴重な時間なのにって思ったらイライラしちゃったの。



伝えてみたけど無視される




そっと腕に抱きついてみる



彼は嫌がらない



(なら、まだ歩み寄れるかも…)




字幕の映画見ちゃうから、邪魔しちゃ悪くて話しかけられないし、終わるの待ってた。

ずっと黙って待ってた。


やっと終わったと思ったら続けてパチンコ見るし。

スマホばっかりだし。


私、別にいなくていいじゃん って思って悲しくなった。



そう言ったら、



風呂行くって言っただろ!



って、彼はまたイライラしはじめる…






怒ってるから行けなかった。

俺はもういいからって、何がいいのかわからなかったし。





また無視され、なんだかよくわからない涙が出てくる。




もうこれでダメなら諦めよう。




そう思って、



ごめんね



って言った。



そしたら、



おせーんだよ!ばーかっ!


って。フッと笑いながら。


だけど、それだけ。




しばらくそのまま。




仕方なくすり寄ってみたら、ようやく抱き寄せてくれ、腕枕の体制に。




私の気持ちは未消化のままだったけど、その気持ちのままで彼に抱きついた。




少ししてから、ようやく彼が私に触れてくれた。






それから、一緒にお風呂に入り直し、

めいっぱい甘えながらのダメ出しタイム。



お互いに

本当はこうして欲しかった!

こうなりたかった!

を伝え合う。


⭐︎おまえがおいしい!って喜んで食べる顔が見たかっ た。見れると思ったのに、喜ぶどころか怒って機嫌 悪くなってた。

 だから腹が立った。



*貴重な時間が減るのが嫌だった。

 ずっと楽しみにしてたから。

 1人でずっと待ってて寂しかった。

 待たせてごめんって言って欲しかった。

 あのお店のせいにして欲しくなかった。



そう言っても、


⭐︎今回俺は悪くない!


って言い張る彼。



きっと、rikoのために…って気持ちと、一緒に食べたい気持ちが強かったんだろうな


って、今なら思う。


だけど、その時はそうは思えなかった。

もう何も言わなかったけど。




気持ちが解れないまま体を重ねた。


精一杯甘えてみる。



このエッチには愛はあるのかな…


肌を重ねれば肌で話せる、言葉はいらない


彼はいつもそう言うけど、繋がっている肌から私には彼の気持ちが伝わってこない。



とりあえず、お互いを繋ぎ止めるためのエッチ。



愛おしさも、優しさも、性欲もない。


消化できない気持ちをただ体でぶつけ合う。


そんな時間。



いっぱい甘えたい

いっぱい優しくされたい

いっぱいキスしたい


そう思ってたのに。







あげく、出した後には、


⭐︎1週間に3回もやるのが間違ってた。

 俺には無理だ。

 優しくされたいなら2週間置きくらいが丁度いい。


そんなことを言われる。



*やっぱり私はエロだけの女なんだ。

 エッチ したくならなきゃ会わなくていいんだ。

 性欲次第なんだ。



思わずそう思って言ってしまった。



するとまた、


⭐︎どうしてそうなる!

 そんなことは言ってない。



って言うけど、言ってるじゃん って思ってしまう。



帰り支度をする中、


全然くっつけなかった ってボヤく私に


⭐︎ごめんな。

 俺が悪かった。

 楽しい時間を過ごせなくて悪かった。


って謝ってくれた。





けど!!!!




帰り道。


またいろいろむし返してくる。



*今日、私はご飯でいいって言ったよ!

 エッチ したいなんて一回も言ってない。

 ホテルじゃなくてよかった!



⭐︎いっつもくっつきたいって言うじゃん。



*でも全然くっつけなかった‼︎‼︎



⭐︎おまえなんて、いくらくっついても足りない足りな いって言うじゃん。



*悲しいね。

 前はそういうところが嬉しいって言ってくれてた!



⭐︎知らね。忘れた!

 昔は昔!前は前。




こんなやりとり。


他の会話もこんな感じ。


私がウザいんだろうけど

優しくない言葉に私もいちいち噛み付いてしまう。



いつもそう。


その時の気持ちはその時だけ。


だから私はどうでもいいことで落ちて不安になる。


そう言っているのに。





今日の彼は、昔の、私に気持ちがなかった頃の彼みたいだった。


好きな気持ちとエロがなければ、すぐにケンカになる。





気持ちが救われず、満たされないままバイバイ。



私、なんで彼といるんだろう。

彼にとっての私ってなんなんだろう。






1人になってぼんやり考えながら帰宅する。







冷静になって、彼の気持ちもわかり、彼に悪かったっていう気持ちも芽生えてくる。


私が悪かったところも。


私は彼のプライドを傷つけてしまったんだよな。


私を想ってくれた彼の気持ちを受け取らずにイライラしてしまったのが悪かったんだよな。


彼だって、私に悪いと思う気持ちがあったからこそちょっとイラついてる私に対して、ありえないくらい怒ったんだろうな。


振り返っていろいろ反省する。




だけど、




泣いてるのにずっと無視されるのは悲しかったな。



私の心も傷ついた。











翌朝。



早朝に彼からメールがきていた。




昨日はケンカごめん。

お互い好きだからああなったんだよね。

でもすぐ仲直りできるのが俺たちだ。

これからもよろしくね。



そんなメール。



仲直り…


そうだね。


したよね。


これからもよろしくできるのかな。


よろしくしていいのかな。





別れない

支える


そんな強い気持ちがあったはずなのに、ほら、こんなことで崩れかける。




ブログを書いて気持ちを整理…って思ったけど、まだ整理できず、彼に返事ができない。




なんだかなぁ…