全然大丈夫なんかじゃない。

辛くて苦しくて、心が張り裂けそう。

彼の時間を独占できて、彼の心のど真ん中にいる人へのやりきれない気持ちでどうにもならない。

そんな自分がたまらなく嫌になる。

グズグズ言わないでいい子でいる

自分でそう言ったから、

そう決めたから、

ちゃんと守ってる。

会えなくても、話せなくても、メールが減っても

文句なんて言わない。

会いたい、話したいなんて言わない。

好きとかも言わない。

…ってか、そんなことを言えなくなっただけだけど。

泣きたくなったら甘えさせて欲しい　って言った彼に、

辛くなったら思い出してね

いつも心は寄り添っているから

あなたを全部受け止めるよ

そう言った。

だけど、それは本心だけど本心じゃない。

本当は、いつだってどんな時だって彼の心のど真ん中にいたい。

辛い時、苦しい時、ずっとそばにいれる人になりたい。

なりたかった。

彼の日常になりたかった。

もうどうにもならない現実が辛くて、苦しい。

できることなら大声で喚きたい。大声で泣きたい。

私は無力だな…

どんなにポジティブに考えようとしても、

どんなに気持ちを切り替えようとしても、

涙ばかりが溢れてくる。

なりたい自分、なりたかった自分。

彼への想い。

現実。

…考え出すとどこまでも落ちていきそうになる。

もっと強い女になりたかった。

彼と、彼の大切な人が、心から笑える日がくる日が1日も早く訪れますように…

そう願い、祈ることが精一杯の強がりで、精一杯の本心。