会えたのに、私が拗ねて怒って帰ったその後…

だいぶ時間が経ってから

『悪かったね』

とメールがきた

まぁでも、本当に悪いと思っていないような感じが伝わってきたのもあり、

『こちらこそすみませんでした』

とだけ返した

そしたら

そこから一言だけの挨拶メールしかこなくなった

こじらせたくない私は、少し寂しがってみたり、少し甘えてみたり、話題を変えてみたり…

だけど、彼からきたメールには顔文字も消えていた

何なの！？

言いたいことがあるなら言ってよ！！

挨拶だけのメールならいらない！！

もうメールしなくていい

勢いでそんな気持ちを送りそうになった

でも、思い止まり深呼吸

これはもう何を言っても、何をやってもケンカになるパターンだ

メールじゃなくて電話で話すか会って話すか…

とにかくメールじゃダメだ

そう思って返信することをやめた

そこから、彼からのメールもこなくなった

メールをしない代わりに電話をしよう

って思っていたのに、結局私は電話もしなかった

彼の気持ちが戻るのを待とう

そう思って、焦って追いかけることをやめた

それでも彼からのメールをずっとずっと待っているんだけど

私が返さなかったから彼からはこない

そうわかっていても待ってしまう

やっぱり今日もこない

はぁ〜…

そう思ってため息をついていたら泣けてきた

そこにメールの着信音

彼からだった

『rikoの心の穢れをとってやらないとな❤️』

って

すぐに

『ずっと❤️がついたメールがくるのを待ってた

もうどうしたらいいのかわからなかった

こないだは拗ねて怒ってごめんなさい』

そう返信した

そこからは、いつも通り

毎日朝と夜にメールがくるようになった

こじれはしたけど、大きなケンカにはならずに済んだ

今回、彼からメールがこなくなって

メールがくることは当たり前のことじゃないんだ

って改めて思った

仕事頑張ってね

毎朝彼からもらう言葉は、私の中で定型文になりつつあって、その言葉にありがたみを感じなくなっていたけど、

そう言ってもらえることがどれだけありがたいことなのか、今回身に染みてわかった

❤️のつかないメール

顔文字すらつかなくなったメール

そんなメールに私は相当ダメージを受けた

いつも当たり前のようにもらっていた彼の愛情が目に見える形で減ったり、無くなったりしていくのは辛くて悲しかった

怒ると、拗ねると、私もすぐに文字だけの敬語メールを送ってしまうけど、できる限りもうやめようって思った

何でも受け止められるわけじゃないし、何でも受け入れてもらえるわけじゃない

人間だから気持ちのコントロールができなくて感情のままに動いてしまうこともある

気持ちがズレればケンカになる

だけど、それでも一緒にいたいって思う人だから、

自分の気持ちに折り合いをつけて歩み寄る

いつもその繰り返し

だけど、

いくら悲しくなっても、辛くなっても、切なくなっても、イヤになっても、簡単に離れることはできない

優しさや愛情を向けてくれる彼の存在がどれだけ尊く、ありがたいか再確認できた

だから

愛されることに感謝して、日々の小さな愛情もしっか受け取っていきたい

次に会う時は素直な気持ちで彼に愛情を伝えられたらいいな✨