想いよ ひとつになれ

大好きな彼への気持ちを綴っていきます。誰にも言えない秘密の恋愛ですので、嫌悪される方はお引き取りください。

俺のレム

結果を聞いてから初めて電話で話せた日。


短い時間しか話せませんでしたが、とりあえずの状況やこれからの流れを教えてもらいました。


どれだけ落ち込んでるだろうと心配していましたが、参った!と言いながらも出来る限りいつも通りに話してくれようとしている彼にまた涙が出てきます。



彼の声を聞くだけで涙が出てきて、何も話せない私に

優しい声で、



おまえの明るい声が聞きたかったのになぁ


またいろいろ1人で考えてたんだろ? って。



声が詰まって


うん…


しか言えない私に





俺の心が折れそうになったら支えてね





電話の最後にか細い声でそう言ってくれました。










私も彼も弱い人間でした。


とても1人では誰かを支えていくことができません。


支えるだけじゃなく、自分を支えてくれる人も必要でした。


弱音を吐ける相手が必要でした。





だから、



私も彼も離れる道は選べませんでした。




俺を支えて欲しい


彼が私にそう言ってくれたことが本当にとても嬉しかったんです。





彼の心の支えになれるのなら、私は離れない。

彼の心は私が支える。




そんな気持ちを込めて、その日の夜に



俺を支えて欲しいって言われて嬉しかった

心が折れなくても支えていくよ

だって私はあなたのレムだから



と、メールで伝えました。





数日後、


仕事でもいろいろあって寂しく、癒されたくなっている彼からのメールで、


おまえは俺のレムだ


と言ってもらえました。







私はやっぱり彼のエミリアにはなれませんでした。


だけど、彼が支える人になれなくても、

彼が一番に愛する人になれなくても、

私が彼を支えることができるのなら…

彼が私を必要としてくれるのなら…


彼が誰を見ていても、

私は彼を見ている。

彼が誰を支えようとも、

私は彼を支えていく。


たとえ会えなくても。

メールでしか繋がれなくなったとしても。




スバルはエミリアが好きだとはっきり言っていたけど、

彼は以前からずっと一貫して俺はレムが好き!って言ってるし。






レムは鬼の子。


だから人間じゃない。




こんな状況になっても彼を支えたいと思う私は、彼から離れられない私はもう人間の心を持っていないのかもしれません。



ならば、心を鬼にしていきます。





私は彼のレム。



どこまでも健気にまっすぐ。




彼の心は、私が支えていきます。