想いよ ひとつになれ

大好きな彼への気持ちを綴っていきます。誰にも言えない秘密の恋愛ですので、嫌悪される方はお引き取りください。

わかってくれてる

彼の猛烈な勢いに圧倒されてしまって、


愛されていることに安心してしまって、


待ちに待った会える日なのに、ちょっとモチベーションが下がってました。



そこに追い討ちをかけるかのように耳を塞いでも聞こえる世間の声。



胸に、心にグサグサ刺さる。





なんとなく重たい気持ちを抱えて彼に会いに行った。





前回のデートが楽しすぎたから、今回も…なんてちょっと期待したかったのに、ホテルでずっとくっついてる!って言われてちょっとガッカリ。

せっかくの平日なのに。



そんなこともあって、いつもは会った瞬間に全部吹き飛んで明るい気持ちになれるのに、なかなか気持ちが上がらない。



久しぶりに会えた嬉しさよりも、安定したマンネリ感が漂う車内で、


結局エロな関係なだけなら、もうセフレでもいいんじゃない?


なんて、漠然と思う。




だけど、彼の顔、言葉、態度…


わかりやすく気持ちが溢れてる。


私を見つめる目から愛が伝わる。


これはやっぱりセフレじゃないね…


愛されてるってわかりすぎる…





突如、


はいこれ!


って、小さな紙袋を渡された。



中身はチョコレート。


メールで私がおいしかったって言った味。2種類だけがたくさん。


『無くなるって言ってたから。サプライズのプレゼント!』


って。



遠いのにわざわざ買いに行ってくれたんだ。



『好きな味だけあればいいんでしょ!?』


そう言われて、


その通り!って思った。



私はいろんな種類の味を楽しむよりも好きな味だけあれば充分。むしろ他は邪魔になる。


好きなものなら同じメニューをずっと毎日、いつまでだって飽きずに食べ続けられるタイプだ。



『私のことをよくわかってくれてるね!』


って言ったら、


『当たり前!

俺の女だから』


って得意顔。



私の思考パターン、行動パターンはちゃんとわかっているらしい。



わかってくれてるって、やっぱり嬉しい。



安心する。








ホテルに着いて。



たくさんキスされて抱き合ってたら、ようやく私の気持ちがあったまってきた。



ぎゅっと抱きつく私に



『好き

好き

大好き

あ〜もぉ大好きなのぉ〜


って今思ってるだろ?


声に出さないだけで、そう思ってるのがよくわかるよ。


気持ちが伝わってくるよ。


ほら、くっついて充電して。』



そう言われて、優しく甘く愛される。


すご〜い!なんでわかったの〜??

って甘える私に御満悦。



次第に彼の気持ちが高まってきてドS様になる。



独占欲と支配欲がとまらなくなる。








彼の腕の中に包まれながらまどろんでいると、


『麻薬と一緒なんだって』


って。


主語がないけど、言われなくても何がいいたいかわかる。


『だから一度味わうとやめれないんだって』



そんなの知ってるよ。

もうずっとずっと前から。

切なく、苦しくなるほどに。

それはあなたも同じでしょ?


そう思いながらも、



『ふーん そうなんだぁ〜』

って言って夢の中に逃げた。





夢の中に逃げたのに、少し寝てからも



『イク時の脳は麻薬と一緒らしいよ』的なことを話してくる。

だから一度覚えると依存しちゃう ってことが言いたいらしい。


そして、私が離れていかないようにと脳に彼を刻ませようとする。





離れないって言ってるのに、どうしたの?

何が不安なの?

何かあるの?




男の人も

好きになると弱くなるのかな…

不安になるのかな…





おかしいな。

愛の言葉なのに、呪縛の言葉に聞こえるよ。