想いよ ひとつになれ

大好きな彼への気持ちを綴っていきます。誰にも言えない秘密の恋愛ですので、嫌悪される方はお引き取りください。

ケンカの後に気づいた気持ち

帰り際、いつものようにバイバイのキスをする彼に



もう別れるって言わない?



と、しつこく聞く私




彼は、にやっと笑って


さぁな、おまえ次第だな


って言った後、




心配すんな

大丈夫だから安心しろ

メールもするから




そう言って帰って行った








1人になったら…


また涙が出てきて止まらなくなった私




安堵でもなく、悲しみでもないよくわからない感情




気持ちの浄化装置のスイッチが入って溢れた何かを洗い流しているのかな…



わかんないけど涙が次々とでてくる





ひとしきり泣いて気がついた




まだ言いたいことがあった


まだわかりあえてない






だけど、どうやって気持ちを伝えたらいいのかわからない



もうケンカは終わった、私の気持ちは戻った

と思っている彼にまた一方的に自分の気持ちを押し付けたら、面倒くさがられて今度こそ終わってしまうだろう




もう嫌になった‼︎



胸に刺さったその言葉が何度もリフレインする





怒った彼が怖かった


彼を失うことも怖かった



怒りに任せて簡単に私の手を離そうとした彼


結局私はその程度の存在


それを思い知った


その事実に深く傷ついた





そのショックが大きくて、ダメージが強すぎて




彼の気持ちが見えなくなった





抱き合って彼の気持ちがわかったのに



何度も言ってくれた『rikoが好き』



その言葉を、気持ちを疑ってしまう


素直に受け取れない自分がいる





またカッとなったら、


面倒くさくなったら、


すぐに私を切るんだろうな



今まで一緒に過ごしてきた時間は、


たくさん伝えてきた私の気持ちは、


一瞬で無かったことにされてしまうんだろうな



そんな風に思えて仕方なかった










その夜、



今日はありがとう

rikoの笑顔が戻ってよかった

泣き顔見るのは辛い

2人で笑ってたい

いつも好きだよ



と、彼からメールがきた










そっか






そっか







私も彼を辛くさせてたんだね









そう思ったら、初めて素直に



ごめんね



って思えた






私だっていっぱい彼を傷つけた



気持ちを押し付け過ぎた



わかって欲しいって自分の気持ちばっかりだった



重たい気持ちの圧力をかけて彼を潰すところだった




ずっと、今回ばかりは私は悪くない!って思ってたけど、私も悪かった




やっとそれに気づけた







ごめんなさい







そう思ったら気持ちの浄化装置にスイッチが入った




彼への気持ちが溢れてきてまた涙が出てくる




でも、今度はあったかくて優しい涙






ちゃんと伝えよう


今の気持ちと彼への想いを


今ならきっと届くから


今ならきっとわかってもらえるから






そう思って、彼に長い長いメールを送りました